2025年末の紅白歌合戦出場が決まった人気K-POPグループaespaですが、中国人メンバー・ニンニンさんの過去投稿が再び大きな波紋を呼んでいます。
10万人を超える反対署名まで集まった今回の騒動の背景には何があるのでしょうか?
この記事では、問題となった投稿の詳細、世間の反応、NHKと所属事務所の対応をわかりやすく整理して解説します。
aespaニンニンの過去投稿が再燃!きのこ雲ランプ騒動とは

aespaの紅白歌合戦初出場が発表された2025年11月14日以降、メンバーであるニンニンさんの過去の投稿が改めて注目を集めています。
問題となっているのは、ニンニンさんが2022年5月にファン向けコミュニケーションアプリ「Bubble」に投稿した内容です。
ニンニンさんは当時、原子爆弾のキノコ雲を想起させるデザインのインテリアランプ「3Dキノコ雲爆発テーブルランプ」の動画を投稿しました。
投稿には英語で「i bought a pretty light how is it?(可愛いライトを買ったよ、どう?)」とコメントが添えられていました。
2022年当時も一部で批判があったものの、今回の紅白出場決定を機に再び大きな議論を呼ぶこととなりました。
出典:2025.11.18ITmedia ねとらぼ記事内容より
過去の投稿が再び注目される理由
大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」に初めて出演することが決まったaespa。
華々しいニュースと裏腹に、メンバーのニンニンさんが2022年に発信した内容が、再び議論の中心となっています。
当時、ニンニンさんはアプリ「Bubble」に、原爆のキノコ雲を思わせる形状のインテリアライトの動画を添えて「かわいいライトを買ったよ、どう?」と投稿。
一見すると日常の何気ない共有でしたが、そのデザインが “原爆を連想させるのでは” と受け止められ、一部で批判が生まれました。
紅白出演の発表後、その投稿が再び拡散し、SNS上では関連ワードがトレンド入りするほど大きな反響を呼んでいます。
敏感なテーマだけに、番組への影響を懸念する声
日本は戦後80年という大きな節目にあり、原爆に関連するモチーフは今も強い感情を伴います。
さらに、2024年の紅白では、司会の有吉弘行さん・綾瀬はるかさんが広島県出身で、出演アーティストの中にも広島・長崎出身者が多く参加予定。
こうした背景から「配慮に欠けているのでは」「紅白の舞台に立つのは適切なのか」といった議論が改めて広がっています。
ファンの間でも意見は割れており、「応援しているけれど今回は複雑」「過去の投稿とはいえ発信内容には注意すべきだった」といった声が多く見られます。
多国籍グループとしての歩みと日本での人気
aespaは2020年にSMエンターテインメントから誕生した4人組。
ニンニンさん(中国)、カリナさん・ウィンターさん(韓国)、ジゼルさん(日本)という多国籍構成で、独自の世界観とパフォーマンスが強みです。
2024年には東京ドーム公演を成功させ、日本正式デビューも果たし、確かな人気を築いてきました。
そのタイミングでの紅白初出場は、グループにとって大きな節目と期待されていました。
それでも期待を語る声
紅白の公式アカウントでは、メンバーが「精いっぱい準備しているので楽しみにしてほしい」とコメント。
音楽面での魅力を楽しみにするファンも少なくありません。
ただ今回の再燃で、「事務所としてコメントを出すべきでは」「誤解を解く説明が必要」といった要望も増えており、グループにとっては慎重な対応が求められる状況になっています。
今回の騒動は、国によって“歴史に対する受け止め方”が大きく異なることが背景にあると感じます。
SNSでは何気ない投稿でも、見る側の環境や文脈によって重く捉えられてしまうことがあり、今回もその典型例だったのかもしれません。
特に紅白は長く続く国民的番組で、平和への思いを大切にしてきた視聴者も多いだけに、より慎重な配慮が必要とされたのでしょうか。
一方で、aespaの音楽やステージを楽しみにしているファンがたくさんいることも確かで、この一件がメンバーや事務所にとって、理解を深めるきっかけになればと思います。
過去の投稿が再び話題となった今こそ、アーティストとしてどう向き合うかが問われる場面だと感じますね。
aespaニンニンの紅白出場に反対署名が10万超え!SNSでも大きな反響

aespaの紅白出場決定後、SNS上では瞬く間に批判の声が広がりました。
X(旧Twitter)では「#aespaの紅白出場取消を求めます」「#aespa原爆ランプ事件」といったハッシュタグがトレンド入りし、大きな議論となっています。
さらにオンライン署名サイト「change.org」では「aespaの紅白出場停止を求めます」と題した署名活動が開始されました。
この署名は驚くべき速さで広がり、2025年11月21日時点でついに10万筆を超える賛同が集まっています。
出典:2025.11.21Yahoo!ニュース(女性自身)記事内容より
反対署名が急増し、騒動が拡大
放送100周年という節目を迎える今年のNHK紅白歌合戦。
華やかな初出場アーティストの中で、aespaの名前が発表されてから、思わぬ形で過去の投稿が再び注目を集めています。
2022年、メンバーのニンニンさんがアプリに投稿したインテリアライトの写真――そのライトが“きのこ雲”を模したデザインだったことから、当時も批判が起きていました。
紅白出場決定のニュースと同時に、この投稿が再拡散され、SNSでは「出場取り消しを求める」といった声も急増しています。
オンライン署名サイトでは、出場停止を求める署名が急速に広がり、21日には10万件を超える賛同が集まりました。
NHKは「問題なし」と回答
この件についてメディアがNHKに確認したところ、「意図的に原爆被害を揶揄するものではないと事務所から確認している」という見解が示され、現時点では出演に問題はないとの姿勢を明らかにしました。
しかし、本番まで1ヶ月以上残されている中で、SNSでの議論はさらに広がる可能性があり、今後の展開に注目が集まっています。
日本では非常に敏感なテーマ
日本では広島・長崎で大きな被害が出た歴史から、原爆を連想させる表現に対して敏感な受け止めがあります。
そのため、ニンニンさんの過去投稿が「不適切では」と受け止められ、SNS上では厳しい意見が目立つ状況です。
同じ問題が以前にも話題になった例として、2018年には韓国の男性グループが“きのこ雲”がプリントされたTシャツを着ていたことが指摘され、音楽番組の出演が急遽見送られたケースもありました。
こうした背景もあり、今回のaespaをめぐる議論はさらに複雑さを増しています。
もし批判が拡大した場合に起こり得ること
これまで紅白では、体調不良や家族の訃報などで出演が辞退されるケースはありましたが、“炎上を理由に取り消し”となった例はありません。
ただ、今回の署名数やSNSの広がりを考えると、「初の炎上辞退もあり得るのでは」という声もテレビ業界から上がっているといいます。
アーティスト側が何らかの説明やコメントを出す必要が出てくる可能性もあり、動向が注視されています。
騒動の行方はどこへ
過去の投稿がきっかけとはいえ、議論の広がり方、署名の増加、番組への影響など、複数の問題が絡み合っています。
紅白当日までにどんな対応が取られるのか――いま、多くの視線が集まっています。
署名が10万件を超えるほど反響が大きくなったのは、日本では原爆に関する表現が今も強い感情を伴うテーマであり、歴史や文化の違いが受け止め方に大きな影響を与えるからだと感じます。
日常の何気ない投稿であっても、見る側の背景によっては重く響いてしまうことがあります。
紅白は多くのアーティストにとって特別な舞台で、出演を楽しみにしているファンが多いのも事実です。
だからこそ、今回のような誤解を招きやすい話題には、丁寧な説明や配慮が必要になるのかもしれません。
過去には、2018年に韓国グループBTSが“きのこ雲”がプリントされたTシャツの問題で音楽番組の出演を急遽取りやめた例もあり、「BTSはダメでaespaは良いのか」という声が出ているのも理解できます。
ファンの中でも意見は分かれており、「応援しているけれど今回は複雑」「事務所から説明してほしい」といった声が寄せられています。
批判が広がるほど、アーティストとしてどう向き合うかが問われますが、この出来事が理解を深めるきっかけとなり、より良い形で音楽を届ける未来につながることを願いたいですよね。
aespaニンニン騒動に対するNHKと所属事務所の対応は

この騒動を受けて、NHKは2025年11月17日に公式見解を発表しました。
NHK広報局は取材に対し、「ご指摘の事案は承知していますが、所属事務所には、当該メンバーに原爆被害を軽視、揶揄する意図がなかったことなどを確認しています」と回答しました。
出典:2025.11.19女性自身記事内容より
NHKは「意図はなかったと確認」と説明
紅白の出場者発表からわずか数日で、aespaをめぐる議論が一気に広がっています。
きっかけとなったのは、ニンニンさんが2022年にファン向けアプリへ投稿した“きのこ雲ランプ”の写真。
日本では原爆被害の記憶が深いこともあり、この投稿が再び問題視され、SNSでは出場取りやめを求める声まで上がっています。
オンライン署名サイトでは賛同が急増し、出場停止を求める署名は5万件を大きく超えるまでに拡大。
中には「BTSは出演が取りやめになったのに、aespaはどうなのか」という比較の声もあり、議論はさらに熱を帯びています。
こうした状況を受け、本誌がNHKに対応を確認したところ、「原爆被害を軽視・揶揄する意図はなかったと所属事務所から確認している」との回答がありました。
出場判断は「総合的に決定」とNHK
NHKは、今回の紅白出演の判断について「今年の活動実績、世論の支持、番組企画との適合など、複数の観点から総合的に判断した」と説明しています。
つまり、過去の投稿だけを基準にした判断ではなく、アーティストとしての実績や番組全体の構成を踏まえて決めたという立場です。
一方で、今年は戦後80年という節目の年。
さらに司会や出演者の中には広島・長崎出身のアーティストが多く参加することもあり、視聴者の間では「配慮が必要では」との声が続いています。
NHKとしては、意図がなかったことを確認しつつ、予定通り出演させる方向性を崩していないようです。
騒動は今後も広がる可能性
似た問題として、2018年にはBTSの衣装が議論となり、音楽番組の出演が見送られた例があります。
今回もSNSでは同様の比較が多く見られ、「今回の対応はどうなるのか」と注目が集まっています。
署名が増え続けていることを考えると、今後NHKや事務所側が改めて説明を求められる場面が出てくる可能性は十分にあり、騒動の行方はまだ不透明です。
今回の騒動は、歴史に対する受け止め方の違いが改めて浮き彫りになった出来事だと感じます。
日本では原爆にまつわる表現は今も非常に敏感なテーマで、何気ない投稿であっても文脈によって大きな反応を引き起こしてしまいます。
その中で、NHKが“意図はなかった”と事務所側に確認したうえで出演を認めた判断からは、今年の活動実績や番組全体との整合性を重視した姿勢がうかがえます。
一方で、所属事務所であるSMエンタテインメントから公式な声明は出ておらず、ニンニンさん本人も過去の投稿について説明していない現状が、ファンの間で意見が分かれる理由のひとつになっているように思います。
紅白公式のメッセージ動画では、ニンニンさんが「一生懸命準備していますので期待してください」と意気込みを語っており、出演に向けた姿勢は変わりません。
ただ、過去に“炎上”を理由に出演が取り消された例はなく、今回の反響の大きさから、今後どう判断されるのか注目が集まっています。
テレビ関係者の間では「批判がさらに大きくなれば辞退の可能性もゼロではない」との見方もあり、この一件が文化や歴史への理解を深める機会になりつつ、より良い形で音楽を届ける未来につながることを願いたいですね。
まとめ
aespaのメンバー・ニンニンさんが2022年に投稿した“きのこ雲ランプ”の写真が、紅白初出場の発表をきっかけに再び議論を呼んでいます。
オンライン署名は10万件を超え、多くの人がこの問題に注目しています。
NHKは所属事務所に確認したうえで「原爆被害を軽視する意図はなかった」と判断し、現時点で出演予定に変更はありません。
しかし、戦後80年という節目の年であり、過去にはBTSが似た問題で出演見送りとなった例もあるため、批判の声は依然として根強い状況です。
文化や歴史の背景が違えば、同じ投稿でも全く異なる受け止め方になることがあります。
特に日本では原爆の記憶が深く刻まれているため、強い反応が起こるのは自然なことなのかもしれません。
一方で、ニンニンさんに悪意があったかどうかは明らかではなく、文化的背景の違いから生まれた認識不足の可能性も考えられます。
所属事務所からの公式声明はなく、本人も当時の投稿について説明をしていないことから、ファンの間でも意見は分かれています。
紅白のメッセージ動画では「一生懸命準備しています」と前向きな姿勢を見せていますが、反響の大きさを考えると、今後何らかの説明を求められる場面が出てくる可能性もあります。
大晦日の本番まで残り1カ月。
この騒動がどのような着地点を迎えるのか、そしてaespaが無事に出演を果たせるのか――今後の動向に注目が集まっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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