「ゴクミ」の愛称で親しまれる後藤久美子さんの3人の子供たちが、いまそれぞれの分野で注目を集めています。
元F1レーサー・ジャン・アレジさんとの間に生まれたジュリアーノさん、エレナさん、ジョンさん。
3人とも個性を生かし、日本と海外を舞台に活躍中です。
この記事では、長男ジュリアーノ・アレジのレーサーとしての成長を中心に、長女エレナ、次男ジョンの最新情報まで詳しくまとめてご紹介します。
後藤久美子の息子ジュリアーノ・アレジがレーシングドライバーとして活躍中
後藤久美子さんの長男であるジュリアーノ・アレジさんは、現在26歳のレーシングドライバーとして日本のモータースポーツ界で注目を集めています。
父親が元F1ドライバーのジャン・アレジ氏、母親が女優の後藤久美子さんという、まさにサラブレッドとして生まれたジュリアーノさん。
1999年9月20日にフランスで生まれ、日本名は「後藤龍(ごとう りゅう)」といいます。
2021年に来日してから日本のレースに本格参戦し、わずか1年間で日本語をマスターしたという努力家です。
出典:2025.6.6TOYOTA GAZOO Racing記事内容より
- ジュリアーノ・アレジは1999年9月20日生まれ、フランス出身のレーシングドライバー。
- 父は元F1ドライバーのジャン・アレジ、母は女優の後藤久美子。
- 2013年から本格的にカートを開始。
- 2015年にフランスF4へステップアップ。
- 2016年にはGP3(現FIA F3)に参戦。
- 2019年からFIA F2に挑戦。
- 2016〜2021年はフェラーリ・ドライバー・アカデミー所属。
- 2021年にはF1テスト走行にも参加した経歴を持つ。
- 2021年から活動拠点を日本へ移し、スーパーフォーミュラ・ライツで4勝、年間2位を獲得。
- 同時期にSUPER GT(GT300)にも参戦。
- スーパーフォーミュラではTEAM TOM’Sからスポット参戦し、第3戦でポールポジション&優勝。
- 決勝は大雨のため短縮レースだったが、そのまま勝利を収めた。
- SUPER GTでは2022年にGT500クラスへ昇格(36号車)。
- 2023年は37号車(TGR TEAM Deloitte TOM’S)へ移籍。
- 2024年も同チームで勝利を目指して参戦予定。
幼い頃はレースを許されなかったという話は意外でしたが、その制限の中で自分の情熱を失わず、13歳でようやく本格的に走り出してから夢を現実に変えてきた流れには、彼の芯の強さが表れています。
特に日本での挑戦は、言語の壁を越えて短期間で成長を掴んだ象徴的なエピソードです。
たった1年で日本語をマスターし、インタビューでも自然な受け答えをしている姿は、競技だけでなく人としての姿勢の丁寧さや誠実さがにじみ出ています。
レーサーとしては、有名な両親に甘えず、自分自身の結果だけで評価をつかみにいく姿勢が印象的です。
スーパーフォーミュラでのポールポジション獲得や短縮レースでの初優勝は、運ではなく積み重ねてきた技術と集中力の証そのものーー。
そしてSUPER GTでの初優勝は、「日本でトップを目指す」という彼の覚悟が結実した瞬間でした。
ただの“スターの息子”ではなく、日本のファンから“ひとりのレーシングドライバーとして尊敬される存在”へと変わっていく過程は、本当に胸を打たれます。
これからどんな走りを見せてくれるのか、そして日本でどんな未来を描いていくのか、見守りたくなる選手です。
日本語でのインタビューにも流暢に答える姿は、母親の日本への愛情を受け継いでいるようで、とても好感が持てますね。
後藤久美子の長女エレナ・アレジ・後藤はモデルとして活躍
後藤久美子さんの長女エレナ・アレジ・後藤さんは、1996年生まれの28歳で、モデル・タレントとして活躍しています。
母・後藤久美子さんと同じオスカープロモーションに所属し、その美貌は「母娘そっくり」と話題になっています。
出典:2024年12月26日 スポーツ報知記事内容より
- 後藤久美子さんと元F1レーサーのジャン・アレジ氏の長女 エレナ・アレジ・後藤 が、SNSで 3きょうだいショット を公開。
- クリスマスの投稿で、弟2人と撮影した写真をストーリーズにアップ。
- 後藤久美子さん夫妻には3人の子どもがいて、長男ジュリアーノはレーシングドライバーとして活動中。
- エレナは ロンドンの映画学校を卒業 しており、語学力が非常に高く 6カ国語を操る(フランス語・日本語・英語・イタリア語・ドイツ語・ロシア語)。
- 母と同じ オスカープロモーション所属 で、2017年に芸能デビュー。
- SNSでは母との写真を公開することも多く、「若い頃の後藤久美子さんに似ている」とたびたび話題に。
- 現在は モデル・タレントとして活動 し、国際感覚と語学力を生かして幅広く活躍中。
エレナさんはモデル活動だけでなく、実業家としてスキンケア商品の開発にも携わっているという情報もあります。
2025.3.28
長女のエレナは母と同じ事務所に所属してモデルとして活動する傍ら、実業家としてスキンケア商品の開発に携わり…
出典:NEWSポストセブン
母・後藤久美子さんと一緒にヴェネツィアでブルガリのイベントに登場したこともあり、その美しい母娘共演が話題となりました。
インスタグラムでは家族の温かい日常を垣間見ることができ、母親譲りの美しさと、家族への愛情が感じられます。
美しさだけでなく、多方面で活躍する姿は、まさに母・後藤久美子さんの遺伝子を受け継いでいでいますよね。
後藤久美子の次男ジョン・龍司・アレジの進路はボクサー志望?

後藤久美子さんの次男ジョン・龍司・アレジさんは、2007年生まれの17歳で、3人きょうだいの末っ子です。
まだ若いため詳しい情報は少ないものの、プロボクサーを目指しているという報道があります。
姉エレナさんのインスタグラムには、母・後藤久美子さんとジョンさんの親子ショットが公開されたこともあり、そのイケメンぶりが話題になりました。
兄がレーシングドライバー、姉がモデルという環境で育ったジョンさんが、ボクシングという格闘技の道を選んだのは興味深いですね。
情報サイトでは、将来はレーシングドライバーになる可能性も指摘されていますが、現時点では確定情報ではありません。
まだ10代のジョンさんですが、有名な両親と兄姉を持つ環境で、どのような道を選ぶのか今後が楽しみです。
3人きょうだいが仲良く支え合っている様子は、後藤久美子さんの家族への愛情深い子育てが伝わってきますね。
後藤久美子の国民的美少女から30年ぶりの女優復帰までのストーリー

国民的美少女として時代を彩った後藤久美子さんは、フランスでの家庭生活に重心を置きながら3人の子どもを育ててきました。
人気絶頂で海を渡り、母として家族を支え続けた約30年。
そんな後藤久美子さんがいま、再び日本での活動を本格化させようとしています。
子どもたちの成長とともに、後藤久美子さん自身の新しい章が静かに開こうとしています。
出典:2025.03.28 Newsポストセブン記事内容より
■ 国民的美少女から欧州での子育てへ
後藤久美子さんは、小学5年生でモデルデビューし、ドラマ『テレビの国のアリス』で女優としても注目を集めました。
宮沢りえさんとともに“美少女ブーム”の象徴となり、日本の芸能界を華やかに彩った存在です。
人気絶頂期の1995年、フランス人レーサーのジャン・アレジさんと出会ったことで人生は大きく転換しました。
その後、事実婚を選び、スイスへ移住。エレナさん、ジュリアーノさん、ジョンさんの3人を育てながら、異国での家族生活を守り続けてきました。
■ 23年ぶりの女優復帰と、抱えていた葛藤
長く家庭を優先しながらも、2019年に映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』で23年ぶりに女優復帰。
山田洋次監督からの熱烈なオファーに応えての復帰でしたが、当時次男はまだ11歳。
撮影のために家を離れる時間が増え、子どもに寂しい思いをさせたことに心を痛める場面もあったといいます。
家庭と仕事のバランスを迷いながらも、女優としての刺激が心に残り、少しずつ“もう一度、日本で演じたい”という気持ちが芽生えていきました。
■ 帰国が増えた理由と、再び広がる女優の仕事
ここ数年、後藤久美子さんの帰国回数は明らかに増えています。
2023年には武井咲さんと共演したドラマ『顔』で、約30年ぶりの主演を務めました。
周囲には「年に1本はドラマに出たい」と話しているという声もあり、日本での活動を本格化させる意欲が高まっています。
夏以降には新作撮影の予定もあると言われ、女優としての第二章がまさに始まろうとしています。
■ 子どもたちの成長が、後藤さんを後押し
3人の子どもたちは、それぞれ自分の道を歩き始めています。
長女エレナさんはモデルとして活動しつつスキンケア商品の開発にも携わり、長男ジュリアーノさんはレーサーとして成長。
次男ジョンさんは井上尚弥選手に憧れ、プロボクサーを目指して日本での生活を検討しているようです。
子どもたちが自立し始めた今、後藤久美子さん自身の人生の時間がゆっくり戻ってきたように思えます。
■ 芸能界の追い風と、「国民的美少女コンテスト」の再始動
近年、鈴木保奈美さんや仙道敦子さんなど、子育てを終えた女優が再び脚光を浴びるケースが増えています。
長いブランクを経て戻ってくる女性への共感が高まっている今、後藤久美子さんの復帰にも強い期待が集まっています。
さらに所属事務所では「国民的美少女コンテスト」の復活が検討されており、後藤久美子さんが審査員に名を連ねる可能性も話題になっています。
自らが象徴となった舞台に戻ることは、まさに原点への一歩です。
■ 30年越しの“新しいスタート”
フランスへ渡ったあの日には想像できなかったであろう、後藤久美子さんの日本復帰。
母として3人の子どもを育て上げ、人生の半分を海外で過ごした後藤久美子さんが、再び日本で輝きを放とうとしています。
年月を重ねたからこそ生まれる表情や言葉が、これからの作品にどんな彩りを添えるのか。
“国民的美少女”として愛された後藤久美子さんの新しい物語が、いま静かに動き始めています。
後藤久美子さんの歩みには、華やかな芸能界と海外での家庭生活という両極が共存しています。
人気絶頂で家庭を選んだその決断は、時間が経つほど深みを帯び、母としての愛情が後藤久美子さんの人生を支えてきたことを感じます。
子どもたちが独立を迎えたいま、後藤久美子さんが再び表舞台に立つ姿は、大人の女性としての美しさと強さが増した証のようです。
これからの作品にどんな色を添えてくれるのか、自然と期待が高まりますね。
まとめ
後藤久美子さんの3人のお子さんは、それぞれが自分の得意な分野で力を伸ばし、着実に歩みを進めています。
長男ジュリアーノさんは日本のモータースポーツで実績を重ね、SUPER GT初優勝という大きな結果を残しました。
長女エレナさんはモデルとしての活動に加え、語学力と国際感覚を生かして実業の世界にも挑戦しています。
次男ジョンさんはプロボクサーを目指して努力を続けており、これからどんな未来を描くのか注目が集まります。
後藤久美子さん自身は、人気絶頂期に生活拠点を海外へ移し、家族を優先する生き方を選んできました。
スイスでの30年近い子育ての中でも、日本の文化を絶やさず伝えるために帰国を重ね、子どもたちの成長を静かに支え続けてきた姿が印象に残ります。
いま、その子どもたちが大人として独立し、各々の夢に向かって動き出したことが、後藤久美子さん自身の“次の章”を後押ししているように感じます。
映画やドラマへの出演機会が増え、芸能活動を本格化させる動きが見られるのも、長い年月を家族に捧げた後だからこそ生まれた自然な流れなのでしょう。
有名人の家庭という特別な環境にありながら、それぞれが地に足をつけて自分らしい道を切り拓いているアレジ家の姿は、とても穏やかで魅力的です。
これからも後藤久美子さん、そして3人のお子さんたちがどんな未来を描いていくのか、温かく見守りたくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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