Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが朝ドラ「あんぱん」でドラマ初出演を果たし話題になっています。
人気バンドのボーカルが演技の世界に足を踏み入れた背景とはいったいどういったものなのでしょうか。
この記事では大森元貴さんの朝ドラでの新たな挑戦と、いずみたくをモデルにした作曲家役での魅力について詳しくお伝えします。
大森元貴がいずみたくモデルの作曲家役で朝ドラデビュー

音楽界で絶大な人気を誇るMrs. GREEN APPLEが、ついにドラマの世界にも進出することになりました。
ファンにとってはワクワクする展開ですね。
大森元貴さんは、2025年3月31日から放送開始のNHK連続テレビ小説「あんぱん」で、作曲家・いせたくや役を演じています。
この役は、「手のひらを太陽に」や「見上げてごらん夜の星を」など数多くの名曲を生み出した作曲家・いずみたくさんをモデルにしたキャラクターです。
■ 大森元貴 コメント要点
- 「いせたくや」役を演じることになったことを発表。
- 朝ドラ制作チームからの愛あるオファーに感謝と光栄の気持ち。
- モデルは作曲家・いずみたくであり、最大限のリスペクトを込めて演じると表明。
- 「あんぱん」にはすでにワクワクするエネルギーがあり、視聴者としても楽しみにしている。
■ 倉崎憲(チーフプロデューサー)コメント要点
- 大森が演じる「いせたくや」役は作曲家・いずみたくがモデル。
- 名曲「手のひらを太陽に」などを生み出した人物で、物語終盤の重要な役。
- 約1年前、Mrs. GREEN APPLEのライブで大森の芝居や表情に感動し、涙した。
- その瞬間に「あんぱん」出演のオファーを決意。
- 大森といずみたくの活躍や人物像に共通点を感じ、この役に最適だと確信。
- ドラマ初出演だが、大森の新たな一面や魅力を朝ドラで届けたいと期待を込める。
出典:2025.3.13 ナタリー 記事内容より
大森元貴さんご本人も、この重要な役への意気込みを語っており、「最大のリスペクトを込めて、僕が持ち合わせる心の底から精一杯演じさせていただきます」とコメントしています。
音楽家としての経験を活かした演技に、多くの視聴者が期待を寄せていると思います。
さらに、プロデューサーが大森さんの舞台での表現力に感銘を受け、その瞬間に出演オファーを決意したという背景は、この配役が偶然ではなく必然であったことを物語っています。
音楽と芝居が融合するこの役で、大森元貴さんは新しい魅力をみせてくれましたよね。
大森元貴を朝ドラに起用したきっかけは演劇仕立てのライブ

実は、大森元貴さんが朝ドラに出演することになったきっかけには、とても興味深いエピソードがあります。
音楽以外の才能が認められるって、本当に素晴らしいことですよね。
「あんぱん」のチーフプロデューサーである倉崎憲さんが、2024年3月にMrs. GREEN APPLEの演劇仕立てのライブを観覧した際、大森元貴さんの表現力に強く心を打たれたことが起用の決め手となりました。
■ 朝ドラ出演のきっかけ
- 2024年3月、Mrs. GREEN APPLEの演劇仕立てライブを倉崎憲プロデューサーが観覧。
- 曲と曲の間に芝居を入れる音楽劇的構成に感銘を受け、芝居や間、佇まいに惹かれ即オファーを決意。
- いずみたく(生涯1万5000曲以上作曲)と大森の活動に共通点を感じ、配役が必然と判断。
- 撮影を見学したいずみたくの親族が、いせたくやのシーンで感涙。
■ 撮影・役作りエピソード
- 初日はピアノ演奏シーン。「東京ブギウギ」を練習し、本番1週間前から猛練習(譜面は読めないため動画や仲間の助言で習得)。
- 役の初登場は18歳。学ラン衣装でフレッシュさを演出。自身の18歳時の経験を重ねキャラクターを構築。
- 戦後の新しい世代として嵩に影響を与える光の存在として演じる。立ち振る舞いはやや演劇的にし、北村匠海から高評価。
- 外見からのアプローチとして体重を3kg増加、髪を黒髪に変更。
- 役の人物像は「ピュアで真っ直ぐ、音楽と芝居に誠実」。純粋すぎて何度も結婚を繰り返す設定。
■ いずみたくとの共通点・シンパシー
- いずみたくも幅広い音楽活動(ミュージカル、CM、童謡)。Mrs. GREEN APPLEも多様な活動を展開。
- 「人を明るくさせる」姿勢や、娯楽でありながら魂を注ぐ点に共感。
- 自分たちの音楽も大衆に寄り添い、楽しませることを重視している点が共通。
■ 演技と音楽の違い
- 音楽は自分と向き合う作業、演技は他者になる作業で新鮮。
- 歌唱シーンではMrs. GREEN APPLEらしさを抑え、キーを低く設定。プレイヤーではない人物としての歌い方を意識。
■ 北村匠海との関係
- 約7〜8年前に共演経験あり。久々の再会を喜ぶ。
- 同世代として共感点が多く、特に「ネガティブを創作に昇華する姿勢」が似ていると感じている。
- 現場では互いに励まし合いながら芝居を楽しんでいる。
出典:2025.8.4 ダイヤモンド・オンライン記事内容より
倉崎プロデューサーは、そのライブを観て「役者としての大森元貴さんを観てみたい」と強く感じ、ライブからの帰り道には既に出演オファーを決意していたそうです。
このエピソードからも、大森元貴さんの表現者としての多面的な才能がうかがえますね。
ファンとしては、音楽活動で見せる情熱と、俳優としての新たな挑戦がどう融合するのか、今から胸が高鳴ります。
ライブでの一瞬の芝居が、朝ドラという大舞台にまでつながったことは、まるでドラマの中のワンシーンのようで感動的です。
きっと放送が始まれば、私たち視聴者もその瞬間に立ち会えた喜びと、大森さんが生み出す新しい物語に引き込まれるでしょうね。
大森元貴の朝ドラ出演に視聴者からは絶賛の声

朝ドラファンの間では、すでに大森元貴さんの演技について様々な声が上がっています。
新しい一面を見ることができて、ファンの方々も嬉しい驚きを感じているのではないでしょうか。
8月4日の放送回から登場した大森元貴さんですが、わずか10秒程度の歌唱シーンでも大きな反響を呼んでいます。
情報サイトによると、視聴者からは「グッと引き込まれた」「歌の上手さが際立ってる」といった好意的な声が多数寄せられているとのことです。
また、共演者の北村匠海さんとの息の合った演技についても注目が集まっており、二人の化学反応に期待する声も多く聞かれます。
2025.8.4
大森は今回が朝ドラ初出演にしてテレビドラマ初出演で、作曲家・いずみたくをモデルにしたいせたくや役を演じている。
出典:日刊ゲンダイ
撮影に向けて楽譜が読めないにも関わらず、ピアノの猛特訓を1週間みっちり行ったというエピソードからも、大森元貴さんの役への真摯な取り組みが伝わってきます。
まとめ
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが朝ドラ「あんぱん」で見せる新たな魅力は、音楽家としての経験と表現者としての才能が融合した素晴らしいものでした。
いずみたくをモデルにした作曲家役という重要な役どころで、これまでとは違う大森元貴さんの一面を楽しむことができそうです。
演劇仕立てのライブでの表現力が認められての抜擢という経緯も、彼の多面的な才能を物語っています。
今後の「あんぱん」での大森元貴さんの演技や、北村匠海さんとの共演シーンにも注目が集まります。
音楽界から演技の世界への挑戦が成功することで、今後さらなる活動の幅が広がる可能性も期待できるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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