“歌手”としての圧倒的な歌唱力に加え、自ら作詞・作曲も手がける“アーティスト”としての側面も持ち合わせている福山雅治さん。
2016年の年末、福山雅治さんがライブ会場で第1子誕生を“生報告”した出来事をご存じでしょうか。
本記事では誕生の事実と当日の言葉、そして家族のプライバシーを守る姿勢まで、丁寧に解説していきたいと思います。
福山雅治 第1子誕生をライブで“生報告”した事実と公式発表

まずは「いつ」「どこで」「どのように」子供誕生が伝えられたのかを確認していきましょう。
ライブ現場の臨場感とともに、公式発表の流れを整理してみました。
2016年12月23日、男性限定ライブ「福山☆冬の大感謝祭 野郎夜!!3」で第1子誕生を生報告しました。
「無事出産が終わりました。頑張ったのは妻と子どもですけどね。福山家は母子ともに健康です」と述べ、会場は祝福に包まれました。
- 日付・会場
2016年12月23日、パシフィコ横浜展示ホールで男性限定ライブ「福山☆冬の大感謝祭 其の十六 野郎夜!!3」を開催。 - 第1子誕生報告
前日の22日に有料ファンクラブサイトで妻・吹石一恵さんの第1子出産を報告。
ライブ冒頭で改めて生報告し、
「母子ともに健康です。まさか最初の挨拶が男たちの前とは…」 とコメント。 - ライブの構成
前半は「女歌」、後半は「男歌」で構成。
提供曲「Soup」のセルフカバーや、リオ五輪テーマソング「1461日」など披露。
父親として初めて「家族になろうよ」を歌唱。 - 観客動員数
この男性限定ライブでは過去最高の 1万6548人を動員。
昨年の1万8000人には届かなかったが、今後の拡大を観客と約束。 - ライブ終盤の言葉
「みんなの歌声と母子ともに健康なかたちで子どもを授かれて、いい1年だった」
と語り、目をうるませる場面も。
ラストは投げキッスで締めくくられた。
出典:2016.12.23日刊スポーツ記事内容より
また、同日にはテレビ朝日ニュースが、吹石一恵さんの第1子出産と「母子ともに健康」という公式コメントを報じています。
ファンの前で直接伝えられた「父になった瞬間」の言葉には、ステージの熱気と家族への感謝が凝縮されていましたね。
当日の空気感を改めて思い出す方も多いのではないでしょうか。
福山雅治 妊娠発表から出産当日までに語った“父になる覚悟”

つづいて、誕生発表に至るまでの伏線や、出産当日の心境に触れた記事を時系列でたどります。
「父になる覚悟」がどのように言葉になっていったのかが見えてきます。
2016年8月には、公式ファンクラブと所属事務所サイトを通じて第1子妊娠を公表し、「父として人間として、より一層成長していかなければ」と心境を明かしていました。
2016.8.29
安定期に入ったタイミングでの公表。今後は父として人間として、より一層成長していかなければと身の引き締まる思いです。
出典:日刊スポーツ
出産に立ち会い
- 出産に立ち会い、「第一声を聞いた時、その姿を見た時は、涙が出るものなのですね」 と心境を綴る。
- 「文章を書いている今も泣けてきてしまいます」と感極まった様子を報告。
詳細について
- 出生日・性別などの詳細は非公表。
結婚・妊娠発表の経緯
- 2015年9月28日:福山雅治さんと吹石一恵さんが結婚。
- 2016年8月28日:福山雅治さんが妻の妊娠を発表。
徹子の部屋での“涙宣言”
- 2016年9月22日「徹子の部屋」で「赤ちゃんを見たら絶対に泣く」と語っていた。
- 実際にその通りの展開になった。
出典:2016.12.22デイリースポーツ記事内容より
初めての家族を迎える準備期間は、誰にとっても不安と喜びが交錯しますよね。
慎重に発表の時期を見極めた姿勢に、誠実さを感じますね。
福山雅治 子供のプライバシーを守る姿勢とファンへの誠実さ

最後に、家族のプライバシーをめぐる姿勢にも触れておきます。
誕生の喜びと同時に、守るべき一線について明確なメッセージも発しています。
2021年には一部写真週刊誌による子供の写真掲載に関して、ラジオで「黙っておくことができない」と慎重かつ強い言葉で問題提起をしました。
報道各社がこの発言を取り上げ、家族の安全と尊厳を守る意思が広く共有されました。
- 発言の場
- 2021年7月10日放送のTOKYO FM『福のラジオ』で、約7分間にわたり子供の写真掲載問題について発言。
- これまでの姿勢
- 過去30年間の週刊誌報道は「完全スルー」してきた。
- 理由:記事を取り上げると宣伝になる/芸能活動の一部として受け止めていた。
- 今回声を上げた理由
- 子供の写真が掲載され、販売物となって世に出たことは「黙っておくことはできない」と判断。
- 芸能人本人ではなく、デビューもしていない子供が対象となることに強い違和感。
- 具体的な懸念点
- 幼稚園に通う子供を「知らない人が日常的に撮影」する状況が怖い。
- デジタル時代で「モザイクを外せる可能性」もあり、とても恐ろしいことだと強調。
- 親としての立場
- 「嫌なこと・違うと思うことを子供に説明できる状態を作るのが親の努め」
- 子供を守る立場だからこそ、黙っているのは説明がつかないと強調。
- リスナーへの理解と感謝
- これまでリスナーが敢えて触れなかったのは理解があったからだと感謝。
- しかし「今回は一線を越えている」と判断し、発言を決意。
- 今後の姿勢
- 同様のことがあれば再び発言していく可能性を示唆。
- 「2021年は変わっていく時期なのかもしれない」とまとめた。
出典:2021.7.10ORICON NEWS記事内容より
「知らせること」と「守ること」を両立させるのは、著名人にとって難しい課題だと思います。
それでも丁寧な言葉で線引きを示す姿に、親としての責任感が伝わってきますよね。
まとめ
ファンの前で大切な出来事を分かち合う姿は、とても特別なものです。
結論として、福山雅治さんは2016年12月の男性限定ライブで第1子誕生を生報告し、 「母子ともに健康」と感謝の言葉を述べました。
その瞬間、会場は大きな拍手と祝福に包まれ、音楽の枠を超えた人間的な温かさが広がったのです。
その後は、子供のプライバシーに関して明確な姿勢を示し、 一部報道に対しても「黙っておくことはできない」と冷静かつ強いメッセージを発しています。
芸能人である前に父親として、家族を守り抜く決意を公の場で示したことは、多くの共感を呼びました。
「音楽活動」と「父としての役割」。
両立させながら歩む福山雅治さんをこれからも応援してきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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