ロックバンド・氣志團のボーカル、綾小路翔さんが2025年10月にSNSで投稿した「最低最悪」という言葉が話題になっています。
突然の投稿に「何があったの?」と心配する声も多く、ネット上でも注目が集まりました。
この記事では、その投稿の真相から、長年苦しんだ声帯炎を乗り越えて復活を果たした軌跡、 そして現在の活動状況までを詳しくお伝えします。
綾小路翔の「最低最悪」投稿の真相は日常的なハプニングだった

2025年10月18日、綾小路翔さんがX(旧ツイッター)で発信した投稿が大きな反響を呼びました。
多くのファンや関係者が心配する事態となりましたが、その真相は意外なものでした。
綾小路翔「最低最悪の結末」投稿
出典:2025.10.19日刊スポーツ記事内容より
- ロックバンド「氣志團」の綾小路翔が、19日までにX(旧Twitter)を更新。
- 投稿で「数々の不運が重なり、今、最低最悪の結末を迎えている」と現況を報告。
- 心情について「心がドス黒く染まり始めているが、どうにか笑い話に変えたい」と前向きにコメント。
- 自分自身を奮い立たせるように「頑張れ、綾小路翔!負けるな、綾小路翔!」とセルフエールを投稿。
- 「ユーモアを取ったらリーゼントと一重瞼しか残らない」とユーモアを交えて気丈にふるまう姿勢も見せた。
- ファンからは「翔ちゃんファイト」「必ず夜は明ける」「大丈夫!」など、励ましと心配の声が多数寄せられた。
この投稿に多くのファンから心配の声が寄せられましたが、綾小路翔さんは後日、その内容を詳しく説明しました。
出典:2025.10.21東京スポーツ記事内容より
綾小路翔、SNSでの「最低最悪」投稿がネットニュースに拡散
ロックバンド「氣志團」の綾小路翔さんがX(旧ツイッター)で投稿した「最低最悪の結末」という言葉が思いのほか反響を呼び、ネットニュースとして拡散。本人のもとには「大丈夫?」「何があったの?」と心配の声が多数届きました。
綾小路翔さんは「ここ数日、沢山の方々から突然『大丈夫?』と連絡が来るもので、一体何の事かと思っていたら、どうやら先日のポストがニュースになっていた模様…」と明かし、「やー、これは自分がSNS下手だったー。。。」と苦笑しながら反省のコメントを投稿しました。
「最低最悪」の真相は…新幹線乗り換えミスと“バナナジュース事件”
実際のところ、綾小路翔さんの「最低最悪」とは深刻なトラブルではなく、ちょっとした“やらかし”だったようです。
当日、予定していた新幹線に間に合わないと判断し、みどりの窓口で乗車変更をしようとしたところ、「その新幹線が遅延している」と聞き、慌ててホームに駆け込んだものの、目の前で無情にも出発。再び窓口に戻ると「この特急券は使えないので買い直して下さい」と告げられ、思わぬ出費になってしまったといいます。
さらに、気を落ち着けようと買ったバナナジュースを「まさかの全部己にぶちまけてしまう」という大失態まで。まさに踏んだり蹴ったりの一日だったようです。
ネットの憶測を呼び、本人が釈明「SNS下手だった…」
一連の出来事について綾小路翔さんは、「我が日常で繰り返されるミス、不覚、しくじりに対する葛藤を独り言的に呟いただけ」と説明。しかし、投稿内容を具体的に書かなかったことで、「深刻な出来事」と誤解されたといいます。
「記事の見出しの感じとか…ううああ、まるで承認欲求の塊野郎みたいで、今すぐに地獄の業火で焼かれ続けたい気分」と自虐混じりに後悔をつづり、「今後は本格的に深刻な事はSNSに書き込まない」と誓いました。
GACKTも反応「翔なら大丈夫」励ましのメッセージ
この一件には、ミュージシャン仲間のGACKTさんも反応。「翔、しんどいことも苦しいことも、上手くいかないことも、タイミング合わずに空回りすることも、オマエにも今までいっぱいあったじゃん? でも、それを何度も乗り越えてきたから今のオマエがいるんじゃん?」とエールを送りました。
「思ったようにいかないことでイライラすることもあると思うが、翔なら大丈夫」と、長年の仲間らしい温かい励ましの言葉を寄せています。
今回の「最低最悪」投稿をめぐる一連の出来事は、まさに綾小路翔さんらしい“笑いに変える力”が表れていました。
ネットニュースになるほど注目を集めた出来事の裏には、深刻さではなく、日常のちょっとしたハプニングがあっただけでそのギャップは綾小路翔さんの人柄を物語っているように感じます。
新幹線の乗り換えミスや、バナナジュースを自分にぶちまけるというエピソードを、恥ずかしがるどころかユーモアを交えて共有する姿は、長年ファンに愛されてきた理由のひとつなのかもしれません。
人は誰でもミスをするものですが、それを「笑い話」にできる明るさは、綾小路翔さんの持つ大きな魅力ですよね。
また、SNSでの誤解を真摯に受け止め、「深刻なことは今後書かない」と自らを律する姿にも誠実さを感じます。
そして、そんな綾小路翔さんに寄り添うようにコメントを送ったGACKTさんの言葉にも、長年の友情と信頼が感じられました。「翔なら大丈夫」というメッセージは、苦しい時期を共に乗り越えてきた仲間だからこそ言える温かいエール。
ファンにとっても胸が熱くなるやり取りですよね。
結局のところ、「最低最悪」とは人生の中のちょっとしたスパイスのようなもので、綾小路翔さんのようにそれを笑い飛ばして前を向ける強さがあるからこそ、長く愛され続けるのだと思います。
綾小路翔の声帯炎からの復活までの長い道のり

綾小路翔さんの現在を語る上で欠かせないのが、声帯炎との闘いです。
氣志團の團長として長年活動してきた綾小路翔さんは、慢性的な声帯炎に悩まされていました。
2022年11月、綾小路翔さんは衝撃的な発表を行いました。
2023年1月3日の日本武道館公演をもって、コンサート活動を無期限で休止することを発表したのです。
長年患っていた慢性声帯炎の治療とリハビリに専念するための決断でした。
そして2023年8月、綾小路翔さんは声帯の手術を受けました。
出典:2023.12.28ORICON NEWS記事内容より
綾小路翔・声帯炎からの復帰パフォーマンス
- ロックバンド「氣志團」のボーカル・綾小路翔が、10月27日放送の日本テレビ『発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード』に出演。
- 声帯炎による活動休止後、初となるテレビでの歌唱パフォーマンスを披露。
- 代表曲「One Night Carnival」を熱唱し、会場を大いに盛り上げた。
- トークコーナーで「今年イチバン聴いた曲」を聞かれ、BSS(ブソクスン)の「Fighting(Feat. Lee Young Ji)」を挙げた。
- 理由として「のどの調子が悪く手術を受けたが、この曲に励まされ、またステージに立ちたいと思えた」と語った。
- 綾小路翔は慢性的な声帯炎のため、2023年1月3日の日本武道館公演をもって氣志團のコンサート活動を無期限休止としていた。
- 今年(2025年)8月には、歌唱復帰を目指して再び声帯手術を受けていたことを報告していた。
- 今回の番組出演は、手術後の“完全復帰パフォーマンス”となり、ファンからは感動と祝福の声が多く寄せられた。
綾小路翔さんの声帯炎からの復活は、まさに「努力と信念の証」と言えるでしょう。
長年にわたり氣志團のフロントマンとして走り続けてきた綾小路翔さんが、声を失うかもしれないという不安と闘いながらも、ステージに戻ってきた姿には胸を打たれます。
2023年の無期限活動休止から、手術・リハビリを経て再びマイクを握るまでの道のりは、決して短くありませんでした。
それでも「One Night Carnival」を堂々と歌い上げる姿には、音楽に対する真摯な情熱と、ファンへの感謝があふれていました。
また、「Fighting」という楽曲を“今年一番聴いた歌”として挙げた言葉にも、綾小路翔さんの心境がにじみ出ています。
自分を奮い立たせ、再びステージに立つ勇気をくれた歌―そんな音楽の力を信じ続ける綾小路翔さんの姿勢に、多くの人が共感したのではないでしょうか。
病を経て得た経験が、これからのパフォーマンスに深みを与えていくに違いありません。
「ようやくここまで戻ってきた」と語った綾小路翔さん。
これまで支えてくれた仲間やファンへの感謝を胸に、再び“氣志團の翔やん”として輝く日々が続いていくことでしょうね。
綾小路翔の氣志團万博2025への挑戦

現在、綾小路翔さんは氣志團の活動を精力的に再開しています。
特に注目されているのが、2025年11月15日・16日に開催予定の「氣志團万博2025」です。

クリック⬇️⬇️⬇️してみてね🎵
2012年から千葉県袖ケ浦海浜公園で開催されてきた氣志團万博は、2024年に大きな転換期を迎えました。
会場を幕張メッセに変更し、開催時期も9月から11月に移動したのです。
出典:2025.10.04音楽ナタリー記事内容より
コロナ禍での試練と、氣志團万博の一時中断
氣志團が主催する音楽フェス「氣志團万博」は、2012年から千葉・袖ケ浦海浜公園で開催されてきました。しかし、2020年のコロナ禍によって状況は一変。初めてオンライン開催に踏み切り、翌年は過去映像のアーカイブ配信という形に。スポンサーの撤退もある中で、綾小路翔さんは「それでも氣志團万博を続けたい」と奮起し、2022年に3日間の10周年フェスを実現させました。
台風シーズンとの重なり、開催時期の見直しへ
ところが、開催時期の9月は年々台風が直撃するシーズンへと変化。ゲリラ豪雨や猛暑が続き、屋外フェスのリスクが高まっていきました。節目の10周年を終えたことで、綾小路翔さんは「氣志團万博をもう一度見直そう」と決断。2023年の開催は一度見送りとなりました。
2024年、幕張メッセでの“屋内フェス”に転換
翌2024年、「氣志團万博」は大きな変化を迎えます。これまでの屋外開催から一転、会場を幕張メッセへと移したのです。綾小路翔さん自身、かつて同会場で開催したイベントに苦い思い出があったものの、「天候に左右されず、安全に続けていくための新しい一歩」として屋内フェスに挑戦する決断をしました。
会場変更により、「つまらなくなった」という意見もあった一方で、「家族で来やすくなった」「親子で楽しめるようになった」といった新しい層からの支持も増加。結果的に、幕張開催は氣志團万博に新しい風を吹き込みました。
氣志團万博2024、そして再び走り出した翔やん
2024年の「氣志團万博2024 ~シン・キシダンバンパク~」では、2ステージ構成を維持しつつ、新たな挑戦が行われました。従来の屋外フェスの“海と潮風と太陽”という演出が使えない中、演出面でも創意工夫を重ねた結果、初の屋内2日間開催を無事に成功させました。
また、この経験を通して「手放したからこそ見えた価値」もあったと語る綾小路翔さん。トイレや動線の課題などもありながらも、「天候に左右されず安全に開催できたのは大きな進歩」と振り返りました。
新たな出会いとスポンサー参入、再び動き出す氣志團万博
幕張メッセ開催をきっかけに、氣志團万博はサントリーやエプソンといった大手企業の協賛も得るなど、新たな展開を見せています。一方で、2025年以降は会場の改修工事が予定されており、「このまま続けられるかわからない」という現実的な課題も残っています。
それでも綾小路翔さんは、「宿なし芳一的なフェス(笑)」と自虐を交えながらも、より多くの人や企業と直接会って話をし、氣志團万博の未来を模索していると語りました。
氣志團万博2025への決意「いろんな人と絡みたい」
氣志團万博の再出発において、綾小路翔さんが大切にしているのは“出会いとご縁”。2023年の開催休止を経て、「氣志團万博がすべてじゃない」と肩の力を抜けるようになり、新しいアーティストや世代との交流にも積極的になったといいます。
2025年の「氣志團万博2025 ~関東爆音パビリオン~」では、ASKAさんや20th Century、ももいろクローバーZ、NEWSなど多彩な顔ぶれが出演予定。まさに“異種格闘技戦”のようなフェスとして進化を続けています。
翔やんの言葉「氣志團万博は音楽界のすたみな太郎」
綾小路翔さんは「氣志團万博」を、“音楽界のすたみな太郎”と表現します。寿司も焼肉もアイスも食べ放題のように、ジャンルを超えて音楽を楽しめるフェスでありたい――それが綾小路翔さんの理想です。
「好きなものが多いことが幸せ。氣志團万博は、そんな“好きの詰まった空間”なんです」と語る綾小路翔さん。未知との遭遇を恐れず、音楽の多様性を楽しむことの大切さを伝えました。
「氣志團万博」は、時代や場所が変わっても、“人と音楽をつなぐ架け橋”であり続ける。翔やんの信念と行動力が、それを証明しているのかもしれません。
、氣志團万博はコロナ禍・台風シーズンの直撃・会場事情と、外的要因に翻弄され続けてきました。
それでも綾小路翔さんは「続ける意味」を手放さず、開催時期を11月へ、会場を屋内へと切り替える判断を下しています。
これは過去の成功体験に寄りかからず、“フェスを未来へ残すための現実解”を選んだ姿勢だと感じました。
袖ケ浦の海と空という強力なロケーションを失うことは、イベントにとって大きな痛手のはずにもかかわらず、幕張メッセでの2ステージや導線設計など、演出や運営のアップデートで“屋内ならではの面白さ”を作りにいった点は見事ですよね。
結果、「家族で来やすい」「親と一緒に楽しめる」という新しい支持層が広がったのは、フェスの裾野を広げる意味でも大きい変化です。
また、11月開催によるブッキングの難しさはデメリットである一方で、固定化された夏フェス・サーキットから距離を置き、これまで出会わなかった面々と交わる契機にもなりました。
ASKAさん、20th Century、NEWS、聖飢魔II、BUCK-TICK…“異種格闘技”のような顔ぶれは、氣志團万博らしい越境性がより鮮明になった証拠で綾小路翔さんが語る「出会いとご縁」を、編成そのもので体現しています。
スポンサー面でも、新規参画が生まれたことは“屋内転換の説得力”を高めました。
もちろん、会場改修など次の課題は待っていますが、綾小路翔さんが自ら足で企業や関係者に会いに行き、フェスの価値を語っている点に強い推進力を感じます。
インディーズ期の原点に戻るような泥臭い動きが、フェスを次の章へ押し出している――そんな熱量が伝わってきました。
印象的だったのは、「氣志團万博は音楽界のすたみな太郎」という比喩です。
好みが細分化された時代に、“雑食の喜び”をあえて掲げる。好きなものを腹いっぱい味わいつつ、未知の一皿にも手を伸ばしてみる――その体験価値こそ、フェスがリアルである意味だと思います。
タイムラインに流れない幸福に出会うための場所として、氣志團万博の存在はますます重要になっていくはずです。
声帯炎という個人的な試練を乗り越え、イベントとしての難題にも正面から向き合いながら、綾小路翔さんは“続けるために変える”をやり切りましたよね。
場所や季節が変わっても、芯はぶれない。2025年の幕張で、また新しい音楽の化学反応が生まれる――そう確信させてくれる挑戦でした。
綾小路翔さん自身、会場変更については当初トラウマもあったと語っていますが、屋内開催によって天候に左右されず、小さなお子さん連れの家族も来場しやすくなったというメリットも生まれました。
ファンからは「家族で来やすくなった」「親と一緒に来られるようになった」という好意的な声も多く寄せられているそうです。
2025年の氣志團万博には、ASKA、聖飢魔II、ももいろクローバーZ、Dragon Ash、NEWS、BUCK-TICKなど豪華アーティストが出演予定です。
声帯炎という困難を乗り越え、新しい挑戦を続ける綾小路翔さんの姿は、多くのファンに勇気を与えています。
まとめ
綾小路翔さんの「最低最悪」という投稿は、一見すると深刻なメッセージのように受け取られましたが、実際には新幹線の乗り換えミスとバナナジュース事件という日常のハプニングから生まれたものでした。
思わぬ誤解を呼んだことを真摯に受け止め、「SNSでは深刻なことは書かない」と改めて宣言した姿に、人としての誠実さがにじみます。
一方で、長年にわたり慢性的な声帯炎に悩まされていた綾小路翔さんは、手術とリハビリを経てついに完全復帰しました。
2025年11月には、幕張メッセで「氣志團万博2025」の開催を控えています。
これは綾小路翔さんにとって、再び“聲”を取り戻し、音楽とともに生きる象徴的なステージとなるでしょう。
氣志團万博はこれまで、台風や酷暑など自然との闘いを経て、現在では屋内フェスとして新たな形に進化しています。
会場変更という大きな決断の背景には、「ファンに安心して楽しんでもらいたい」という綾小路翔さんの優しさと覚悟がありました。
声帯炎を乗り越え、コロナ禍や環境の変化にも立ち向かいながら、綾小路翔さんは常に前を向いてきました。
その歩みのすべてが、音楽と仲間、そしてファンへの愛でつながっています。
だからこそ、綾小路翔さんの言葉やステージには人を惹きつける説得力と温かさが宿るのだと思います。
「氣志團万博は音楽界のすたみな太郎」翔やんのこの言葉のように、誰もが自分の“好き”を見つけられる場所として、これからも氣志團と綾小路翔さんの挑戦は続いていくでしょう。
長い闘病を経てたどり着いた今、新たな音楽の景色が広がっています。
ファンの温かい応援に支えられながら、再びマイクを握る綾小路翔さん。
その笑顔が、きっとこれからの音楽シーンに明るい光を灯してくれるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。









コメント