夫婦で音楽活動を続けながら、3人の子どもを育てているハンバートハンバートさん。
2025年には紅白歌合戦に初出場が決まり、夫婦デュオとしても大きな注目を集めています。
この記事では、佐藤良成さんと佐野遊穂さんの年齢や子供、結婚生活のエピソードまで、二人の素顔を詳しくまとめました。
ハンバートハンバート夫婦の年齢と結婚までの馴れ初め
ハンバート ハンバート “恋はいつでもいたいもの” (Official Music Video)
音楽業界で珍しい夫婦デュオとして活動を続けるハンバートハンバートさん。まずは二人の基本プロフィールと出会いから結婚に至るまでの経緯を見ていきましょう。
ハンバートハンバートさんの佐藤良成さんは1978年生まれで、現在46歳です。
神奈川県出身で、ボーカルとギターを担当しています。
一方、佐野遊穂さんは1976年生まれで、現在48歳です。
東京都出身で、メインボーカルを担当しています。
二人の出会いは大学時代にさかのぼります。
出典:2017.07.07朝日新聞デジタル記事内容より
子ども時代に芽生えた“音”への感覚
佐藤良成さんは、家にあったフォークやカントリーのレコードに触れながら育ち、4歳で従兄弟のエレキギターに憧れます。「ギターが弾きたい」と3年間ねだり続けた結果、許可されたのはバイオリン。ギターのように抱えて弾くものだと思い込んでいたため、顎に挟む演奏スタイルに驚いたそうです。
一方の佐野遊穂さんは、母の影響でジャズやシャンソンに親しみ、小学生の頃は古いカラオケセットを運んでまで歌っていたほどの歌好き。夏祭りのカラオケ大会で演歌を歌って景品をもらった思い出も残っています。
「初めてのステージ」は小・中学生の頃
佐藤良成さんは父のホームパーティーで、酔った父に「弾け!」と言われながらバイオリンを披露し、帽子に集まった“おひねり”に驚いた経験が。
佐野遊穂さんは高校の文化祭で、ギターを弾ける同級生に伴奏を頼み、ボサノバ曲に挑戦します。
大学で出会い、ハンバートハンバートが誕生
憧れたのは「都会的でおしゃれな大所帯のバンド」。佐野遊穂さんは女性コーラス隊を従える構想を描き、大学のジャズサークルでメンバーを募ります。しかし人数が揃わず、友人に紹介されて出会ったのが佐野さん。
最初はコーラスのつもりが、合わせてみると「遊穂の方が歌がうまい」と周囲が絶賛。自然に佐野遊穂さんが前に立つスタイルになり、ここから二人は音楽で強く結びついていきます。
当初は6人組のバンドとして活動開始。デモテープ制作、ライブハウスへの持ち込みをしながらコツコツと活動を続けました。
卒業後の苦難期と、二人で続けた理由
佐野遊穂さんは編集プロダクションへ就職するも半年で退職。音楽との両立の難しさを痛感し、働きながら音楽を続ける道を選びます。
佐藤良成さんは「音楽以外考えられなかった」と言い切る人。就活を始めて離れていくメンバーが多い中、最後に残ったのがふたりでした。
デモテープを持ち込み続ける日々は順風満帆ではなく、親の反対や焦燥もあったものの、二人の「続けたい」という気持ちが原動力になります。
デビューまでの奇跡
大学4年のとき、知り合いを通じてレコード会社の社長にデモを渡すと、「アルバムが作れるくらい曲を作っておいで」とだけ言われます。作り続けて提出したところ、そのままCD化が決定。
“そのまま出す”という異例の形ながら、二人にとって忘れられないデビューとなりました。
転機となった「おなじ話」
2005年、男女で掛け合う「おなじ話」が注目され、地方ラジオでもパワープレイ。ライブ会場の客足が少しずつ増え、初めて手ごたえを感じた作品に。
この曲は、最初はソロ曲として作られたものでしたが、音域の問題や歌詞の違和感から「じゃあ会話みたいにしたら?」と二人で歌う形に変更。それがハンバートハンバートの個性を一気に広く届けるきっかけになりました。
変化しながら、素直に戻る音楽
アルバムを出すごとにカラーが変わるのは、佐藤良成さんの“極端”さと探究心が理由。
「これしかない!」と突き進む時期もあれば、「違った」と方向転換する時期もあり、そのたびに音楽の色が変わっていきます。
佐野遊穂さんはそのこだわりを否定することはなく、「良成の中にある音楽を信じてついて行く」スタンス。二人のバランスが今の音楽性を作っています。
ゲストを迎えた新しい挑戦
最新作「家族行進曲」では、細野晴臣さんや長岡亮介さんなど豪華なゲストも参加。
ただ“自由に演奏する”のではなく、佐藤良成さんの中にある音のイメージを丁寧に共有し、その上で各アーティストの個性がにじむような繊細なコラボとなりました。
二人が選んだ「これから」
フェスで周囲の音圧に圧倒され、「自分たちは弱いのでは?」と迷いを抱いた時期もあったそう。それでも、アコースティックで素朴な音楽こそ二人の強みだと気づきます。
“珍しい存在なら、そのままでいい。”
流行に振り回されず、でも変化を楽しみながら、自分たちのペースで音楽を続けていく――
夫婦としても、アーティストとしても、ハンバートハンバートらしい温度のまま歩み続ける姿が印象的です。
ハンバートハンバートさんは1998年に結成されました。
当初は大所帯のバンドを目指していましたが、メンバーが抜けて二人だけになったそうです。
佐藤良成さんは当時から音楽への熱量が高く、絶対にミュージシャンになると決めていました。
一方、佐野遊穂さんは大学卒業後に就職しましたが、半年ほどで退職し、音楽活動に専念することになりました。
二人が夫婦であることは音楽ファンの間でも広く知られており、公私ともにパートナーとして27年間歩み続けています。
大学時代の出会いから音楽デュオの結成、そして夫婦としての歩みまで、ハンバートハンバートさんの二人は常に音楽を中心に人生を共にしてきたことがわかります。
ハンバートハンバート夫婦の子供は3人!子育てと音楽活動の両立
ハンバート ハンバート “虎” (Official Music Video)
SPACE SHOWER
共働きで子育てをする家庭にとって、「子どもとの時間をどう確保するか」は大きなテーマです。
3人の息子さんを育てながら音楽活動を続けるハンバートハンバートさん夫妻も、その例外ではありません。
ここでは、3人の子どもとの暮らしぶりや家事分担のリアル、そして話題を呼んだ“平日ライブ宣言”まで、子育てと音楽の両立についてまとめていきます。
ハンバートハンバートさんの二人は、3人の息子を育てる5人家族です。
出典:2018.08.10朝日新聞デジタル記事内容より
子どもは男の子3人!にぎやかなハンバート家
ハンバートハンバートさんの二人には、男の子が3人います。
年齢は上から、小学4年生・小学2年生・保育園の年中さんという構成で、毎日がにぎやかな日々です。
長男は「活字中毒」と自称するほど本が大好きなインドア派。
対照的に次男は元気いっぱいのタイプで、最近は野球を始めたスポーツ少年。
末っ子は、上の兄たちの様子をよく見ていて、頭を使ってうまく立ち回る、ちょっとちゃっかりした末っ子キャラだそうです。
3人とも歌うことが好きでよく口ずさんでいますが、「音楽やる人になる?」と聞くと「ユーチューバーになりたい」と答えるあたりが今どきの子どもらしくて微笑ましいですね。
ルールなし、自然に決まった家事分担
共働き家庭では「家事分担」がよく話題になりますが、二人はきっちり当番制にするタイプではなく、自然と役割が分かれていったスタイルです。
佐藤良成さんは主に
- 洗濯
- 食器洗い
- ツアー帰りの荷物の片付け
を担当。ツアーから戻ったトランクを、洗うもの・クリーニングに出すもの・所定の場所に戻すもの、とあっという間に整理してしまうので、佐野遊穂さんからするととても頼もしい存在です。
一方、佐野遊穂さんは
- 3人分の食事作り
- たっぷりのみそ汁づくり
- 息子たちの散髪のハサミ担当
と、台所まわりと子どもケアを中心に担っています。
食べる量は大人より少なくても、3人分となると作る量はかなりのもの。大鍋に作ったみそ汁を食卓まで運ぶだけで腕がプルプルしてしまう、という話からも“リアルな生活感”が伝わってきます。
散髪は自宅で行い、佐野遊穂さんがハサミ、佐藤良成さんがバリカンという“夫婦コンビ”でカット。ときどき虎刈りになってしまうこともあるようですが、それも含めてハンバート家らしい温かい日常です。
家の隣に仕事部屋、生活と音楽が地続きのワークスタイル
3人の子どもを育てながら創作活動とライブを続けるために、二人は生活と仕事の距離をうまく調整する工夫をしています。
- 子どもたちを学校や保育園に送り出してから仕事モードに入る
- できる作業は自宅で進める
- 子どもが帰ってきた後は、佐藤良成さんが家の「隣」にある仕事部屋へ移動して作業を続ける
というように、家庭と仕事が完全に切り離されているわけではなく、「行き来しながら両立させている」というスタイルです。
ライブのために何日か家を空けることもあり、子どもがまだ赤ちゃんだった頃にはツアーに連れて行ったことも。マネージャーが赤ちゃんをおんぶ紐で抱えたままサウンドチェックをしていたというエピソードもあり、家族ぐるみで音楽現場を乗り越えてきた様子が浮かびます。
現在は、両家の親に子どもを見てもらう形が中心。
「今回はこっちの実家、次はあちらの実家」といった具合に、祖父母の負担が続かないようローテーションを組んで頼んでいるそうです。
仕事と家庭が“近すぎる”からこその悩みと強み
夫婦デュオとして一緒に暮らし、一緒に音楽を続けるというスタイルには、メリットと大変さがセットでついてきます。
悩みとして出てくるのは、完全な“オフ”を取りづらいこと。
子どもと過ごしている時間でも、曲作りや準備のことが頭から離れず、夜、子どもたちが寝静まってから作業に戻ることも少なくありません。
自宅で作業ができる環境だからこそ、仕事と生活の境目があいまいになりやすいという面もあります。
一方で、夫婦デュオだからこそできる柔軟さも大きな強みです。
なにか思いつけばすぐ一緒に確認でき、時間が少し空けばすぐ音を出して確かめられる。子育て中はまとまった時間を取るのが難しいからこそ、「ちょっとのスキマ時間を積み重ねる」スタイルは二人にとって大きな武器になっています。
■ 子育てが音楽に与えた影響
3人の子どもと向き合う日々は、作品づくりにも自然と影響を与えています。
佐野遊穂さんは、歌詞を振り返ったときに「暮らしや子どもとの時間がにじんでいる」と感じることが増えたと話します。ただ、親になったからといって、自分たちの根っこの部分が別人になったわけではなく、ハンバートハンバートさんとしてのスタンス自体は大きく変わっていない、という感覚も持っています。
一方で佐藤良成さんは、子育てによって仕事への向き合い方が変わったと語ります。
- 「好きなことだけやっていればいい」というスタンスでは子どもに説得力をもって接することができない
- 子どもを叱るとき、自分自身ができていないことを指摘していないか、常に自分に返ってくる
こうした気づきから、以前よりも“社会人として”の意識が強くなり、歌や歌詞の中にも、さまざまな視点が増えたと感じているそうです。
家族をテーマに制作されたアルバム「家族行進曲」では、「意図的に“家族の歌”を書こうとしたわけではないのに、結果として家族を感じる曲が並んだ」と話していて、子どもとの暮らしが自然と作品に映り込んでいることがよくわかります。
“平日しかライブをしない”週休2日宣言の背景
そんな中で大きな話題になったのが、「2019年は平日しかライブをしない」という週休2日宣言です。
ミュージシャンにとって、通常は土日こそライブの稼ぎどき。それをあえてやめるという決断の背景には、「子どもと過ごす時間を意識的に確保したい」という強い思いがありました。
- 学校や保育園の行事はほとんどが土日
- ライブが入ると、運動会や発表会に出られないことも多い
- 雨天順延とライブの日程がかぶってしまうこともある
- 夫婦デュオなので、どちらか片方だけ参加するという選択も取りづらい
こうした状況が続く中で、
「子どもの行事を、この目でちゃんと見たい」
という思いが大きくなり、1年間限定で“土日仕事を入れない”というチャレンジを決めたのです。
SNSには、小さな子どもを育てるファンから「賛同します!」という声も多く寄せられました。
もちろん、フェスや土日のステージに立てなくなるさみしさもありますが、家族との時間を優先する決断は、ハンバートハンバートさんらしい誠実さを感じさせます。
20年かけて育ててきた“自分たちらしい音”
ハンバートハンバートさんは結成から20年を迎え、これまでの歩みを振り返る節目にも立っています。
二人が口をそろえるのは、「好きな音の感覚は昔から変わっていない」ということ。
デビュー当時の音源を聴き返すと、演奏や歌には拙さも感じるものの、「こういうメロディが好き」「こういう音が気持ちいい」という軸は今と変わらないといいます。
最新作「FOLK 2」では、
- 半分オリジナル、半分カバー
- サポートなしで二人きりの録音
というスタイルを取り、20年の積み重ねで磨かれた“今のハンバートハンバートさん”を作品に閉じ込めました。
子育てと音楽、その両方を少しずつ前へ
3人の子どもたちはこれから成長し、反抗期や新しい悩みもやってくるはずです。
その過程で生まれる感情は、また新しい歌詞やメロディとなって、これからのハンバートハンバートさんの音楽に重なっていくのかもしれません。
大ヒットを一気に飛ばすタイプではなく、
「昨日より今日、今日より明日」と、少しずつお客さんを増やしながら進んできた二人。
子育てと音楽、どちらもあきらめないからこそ見えてきたペースで、
これからもゆっくりと、自分たちらしい歩幅で進んでいく――
そんな姿が、今のハンバートハンバートさん夫婦の一番の魅力に感じられます。
二人は子供との時間を大切にするため、様々な工夫をしています。
ライブやレコーディングのスケジュールは、子供の学校行事や生活リズムを最優先に組み立てているそうです。
また、ツアー中も可能な限り家族で行動することを心がけています。
出典:2023.11.01音楽と人記事内容より
- 二人は、3人の子どもを育てながら音楽活動を続けるため、できるだけ子どもたち自身に家のことを任せるスタイルへシフトしている。
- 末っ子は小学4年生でまだ戦力外だが、上の中1・中3の兄たちが「ご飯を炊く」「味噌汁を作る」など、家庭の役割を積極的に引き受けるようになってきた。
- 以前はツアーで家を空ける際、親(祖父母)にお世話を依頼していたが、「もう自分たちでできるはず」と感じ、子どもたちに任せる方向へ切り替えた。
- 遊穂さんは「子どもに対して何でもやらせてみる」というスタンスで、りんごの皮むきのような危なっかしい作業も挑戦させるタイプ。
- 良成さんは横で「あぁ〜っ!」と心配しながら見守るが、遊穂さんはあえて口を出さず、経験させることを大切にしている。
ハンバートハンバートさんの二人にとって、家族は音楽活動の原動力となっています。
日常生活の中で感じる喜びや葛藤が、そのまま楽曲のインスピレーションになることも多いといいます。
子育てと音楽という二つの大きな役割を担いながらも、ハンバートハンバートさんは確実にキャリアを積み重ねてきました。
3人の子供を育てながら音楽活動を続けるハンバートハンバートさんの姿は、多くの共働き世代の夫婦に勇気と共感を与えています。
ハンバートハンバートが紅白2025に初出場!夫婦デュオならではの裏話と注目点
ハンバート ハンバート “笑ったり転んだり” (Official Audio)
2025年、ハンバートハンバートさんがついに紅白歌合戦に初出場することが決まり、大きな話題になっています。
夫婦デュオとして長年にわたり音楽を続けてきた二人にとって、まさに節目となる瞬間です。
出場のきっかけとなったのは、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌「笑ったり転んだり」を担当したこと。
日常の苦しさや不安の中でも一歩ずつ進もうとする姿を描いたこの曲は、ドラマ視聴者からも高い支持を得ています。
出典:2025.11.14ORICON NEWS記事内容より
- 佐野遊穂さんは、紅白歌合戦は“毎年テレビで観るもの”と思っていたため、自分たちが出演者になるとは思わず、素直に「本当に驚いています」と胸の内を明かした。
- 予想外の大舞台に「緊張で寿命が縮むんじゃないかと心配」と話しつつ、「本番までに風邪を引かないように気をつけたい」と初出場らしい控えめな意気込みも語った。
- 会見では「ご夫婦で紅白に出るのは珍しい」と記者から話題がふられ、佐藤良成さんは“当日家を空ける問題”をユーモラスに告白。
- 「空き巣に狙われないよう、いつも紅白を一緒に見る友人に留守番を頼む」と語り、夫婦デュオならではのリアルな心配ごとが明かされた。
- 佐野遊穂さんも「あの家は留守だと思われそうなので気をつけます」と笑いながら対応し、家庭と音楽活動を両立させる二人らしい温かいやり取りとなった。
会見では佐野遊穂さんが「まさか自分たちが紅白に出るなんて。本当に驚いています」と率直な胸の内を語り、「本番までに風邪を引かないように気をつけたい」と初出場ならではの緊張感ものぞかせました。
また「ご夫婦で紅白に出るのは珍しい」と記者から話題が振られると、佐藤良成さんは「空き巣に狙われないよう、いつも紅白を一緒に見る友人に留守番を頼むつもりです」とユーモアたっぷりに返答ーー。
家庭と音楽を両立させてきた二人ならではの温かいやり取りに会場が和む場面もありました。
2025.11.26
明治時代の松江を舞台に、小泉セツと八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」。日常の辛苦や不安の中で歩みをとめずに進むふたりを、いま話題の夫婦デュオが歌うのが今回の主題歌「笑ったり転んだり」です。
出典:AERA dot.
ハンバートハンバートさんの紅白初出場は、27年間の地道な活動が実を結んだ瞬間です。
支え合いながら音楽を届けてきた二人の姿に、あらためて胸が熱くなりますね。
まとめ
ここまで、ハンバートハンバートさん夫婦の年齢や子どもたちのこと、そして家庭と音楽活動の両立について見てきました。
改めて、二人が長く愛されてきた理由がよく伝わってきます。
ハンバートハンバートさんの佐藤良成さんは46歳、佐野遊穂さんは48歳です。
二人は3人の男の子を育てながら、27年にわたり夫婦デュオとして音楽活動を続けてきました。
大学時代の出会いから始まり、音楽という共通の情熱を軸に人生を重ねてきた二人。
子育てと音楽活動の両立は決して簡単ではありませんが、家族の時間を大切にしながら活動を続けてきた姿には、夫婦ならではの強さと工夫がにじんでいます。
2025年のNHK紅白歌合戦への初出場は、そうした長年の積み重ねが形になった瞬間でした。
予想外の大舞台に驚きつつも、子どもたちと一緒に会場へ向かうために留守番を友人に頼むというエピソードには、家庭と音楽が地続きにある二人の日常がそのまま見えてきます。
ハンバートハンバートさんの歌には、日常の中にある小さな喜びや息づかいが優しく描かれています。
夫婦であり、親であり、ミュージシャンでもある二人の姿が、楽曲の温度として自然に届いているのだと思います。
これからも、ハンバートハンバートさんらしいあたたかな音楽と、家族を大切にする生き方をそっと応援したくなります。
日々を積み重ねながら進んでいく二人の次のステージにも、引き続き注目していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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