富山県富山市出身の前田大輔さんは、オーディション番組「タイプロ」で一躍注目を集め、その後ホリプロ所属となり、新グループ「TAGRIGHT」を結成することが話題になっています。
タイプロの結果に関わらず前へ進み続ける姿勢や、恩師との再会、富山での思い出など、地元との深い繋がりも印象的です。
この記事では、前田大輔さんの経歴、タイプロ後の歩み、そしてTAGRIGHTとしての現在の活動までをわかりやすくまとめました。
前田大輔のプロフィールと富山との深い繋がり

前田大輔さんは2000年8月30日生まれ、富山県富山市出身の歌手・ダンサー・タレントです。
身長180cmで、高校3年生まで野球に打ち込んでいたという前田大輔さん。
その後、かねてから興味があった韓国へ渡り、芸能事務所などでダンスの研鑽を積みました。
出典:2025年10月24日富山県公式サイト記事内容より
- 富山県公式サイトでは、前田大輔さんを “富山を代表する若手アーティスト” として紹介している。
- プロフィールでは、これまでの歩みとして 大型オーディション番組で注目を集めた実力派であること も紹介。
- さらに、2025年に西山智樹さんと立ち上げた<TAG SEARCH>プロジェクトにも触れられ、テレビやラジオ、CM、雑誌など、多方面で活躍していることが丁寧にまとめられている。
- 今冬に予定されているグループデビューについても紹介され、“期待の新星”として県が前田大輔さんを位置づけていたことが伝わってくる内容。
- また、富山県主催イベントでは、前田大輔さんが特別ゲストとして登場し、「富山の活性化に取り組む高校生たちとのディスカッション」という重要な場を担当。
- このイベント自体は、「一人ひとりが自分らしく幸せを実感できる富山県を目指す」 という県の想いを込めた取り組みで、県が大切にしていた“若い世代へのメッセージを届ける存在”として前田大輔さんを紹介している。
- 開催日は令和7年11月16日で、すでに先月中旬に終了。
富山県の公式サイトに掲載されていた紹介文を読むと、前田大輔さんが“富山を代表する若いアーティスト”として、県からも大きな信頼を寄せられていることが伝わってきます。
また、オーディション番組で注目を浴びてから全国的に知られる存在になった前田大輔さんが、こうして故郷のイベントに戻ってきて高校生と向き合う姿は、富山の若者にとって大きな励みになったのではないでしょうか。
出典:2025年8月29日チューリップテレビ記事内容より
富山市で育ち、夢をつかんだ原点に帰省
人気オーディション番組「timelesz project」で注目を集めた前田大輔さん。
いまは“選ばれる側”から“仲間を選ぶ側”へと立場を変え、アーティストとして新しい挑戦を続けています。
8月15日、前田大輔さん(当時24歳)は久しぶりに富山駅へ降り立ちました。
「安心しますね。落ち着きます」
そう語る表情には、地元へ帰ってきたときのほっとした気持ちがそのままに滲んでいました。
高校時代は毎日、市内電車で富山駅から通学していたそうで、電車のメロディーを聞くと懐かしさが一気によみがえる様子でした。
思い出の海で感じた“富山らしさ”
最初に向かったのは、富山市内の海岸。
前田大輔さんにとっては何度も訪れた“ホームグラウンド”のような場所です。
学生時代は部活動で砂浜ダッシュをしたり、部活終わりに友人と泳いだり。
大人になってからは海を眺めながらぼんやり過ごす時間もあったと振り返ります。
「東京には山がないので、海と山が一緒に見えるのはやっぱりすごいですね」
富山の景色を前にした素直な驚きが、前田大輔さんの地元への愛情を物語っていました。
ちょうど海を出るタイミングで、高校の野球部の後輩と偶然再会。
久しぶりのやり取りに笑顔があふれ、地元に戻ってきた実感がさらに深まったようでした。
ダンスを教わった恩人のもとへ
続いて訪れたのは、前田大輔さんの“原点”ともいえるダンススタジオ。
指導していたのは、ダンサーのNUKKI(貫田晃次)さんです。
「師匠です。恩人です。本当にこの人がいなかったら今の自分はいません」
前田大輔さんは少し照れながらも、NUKKIさんへの深い感謝を語りました。
ふたりの出会いは、前田大輔さんが“アーティストになりたい”という長文のメッセージをX(旧Twitter)で送ったことがきっかけ。
その真剣さに心を動かされたNUKKIさんがレッスンを提案し、夢への扉が一気に開いていきました。
この日は5年ぶりに同じスタジオで踊り、当時の空気が戻ってきたような時間に。
NUKKIさんは前田大輔さんについて「勢いがついてきた。遊びの部分も増えて表現が広がった」と成長を感じている様子でした。
いまは“憧れられる側”として子どもたちの前に立つ
スタジオには子どもたちも集まっていて、前田大輔さんと一緒に踊れると大喜び。
「めっちゃかっこよかった」「キレッキレだった」
そんな声が次々と飛び交い、前田大輔さん自身も嬉しそうに笑顔を見せていました。
NUKKIさんも
「今いる生徒の夢にもなっている。走り続けてほしい」
と温かくエールを送っていました。
前田大輔さんも「いつか同じステージに立つ子が出てくるかもしれない」と目を輝かせ、地元から未来の才能が育つ日を楽しみにしている様子でした。
富山から全国へ――広がる応援の輪
前田大輔さんは8月30日に25歳となり、富山駅の新幹線乗り換え口にはファンが企画した応援広告が掲出。
富山に限らず、渋谷・横浜・名古屋・難波・博多の全国7か所で掲載され、多くの人が前田大輔さんの活動を応援しています。
故郷を大切にしながら、全国へ挑戦を広げていく前田大輔さん。
その姿勢が、富山から日本中へ、そしてさらに広い世界へとつながる原動力になっているようです。
前田大輔さんの姿を追うと、富山で育った時間がいまの前田大輔さんの土台になっていることを強く感じます。
思い出の海や電車のメロディー、恩師との再会など、どの場面にも“地元で磨かれた前田大輔さんらしさ”がにじんでいますよね。
ダンスを教えてくれた恩人との再会や、子どもたちの前で踊る姿には、挑戦する側から“夢を渡す側”へと成長した現在の前田大輔さんがよく表れています。
富山を大切にしながら前へ進む前田大輔さんの姿勢は、同じ地元で夢を追う人たちにとっても大きな励みになるのではないでしょうか。
前田大輔がタイプロで見せたウッディ物真似と第5次審査進出
【timelesz project】team KIKUCHI「New phase」パフォーマンス動画【5次審査】
2024年、前田大輔さんは人気アイドルグループ「timelesz」の新メンバーを決めるオーディション番組「timelesz project」、通称「タイプロ」に出演しました。
タイプロでの前田大輔さんは、第2次審査でトイストーリーの「ウッディ」の物真似を披露し、大きな話題となりました。
この物真似がきっかけで「ウッディ」という愛称で親しまれるようになった前田大輔さんです。
前田大輔さんは第12位という成績で第5次審査まで進出し、最終メンバーには選ばれなかったものの、その努力と真っすぐな姿勢が多くの視聴者の心を掴みました。
TEAM KIKUCHIの一員として、菊池風磨さんプロデュースの楽曲「New phase」も披露しています。
オーディション番組で夢を追いかける姿は、多くの人に勇気を与えたのではないでしょうか。
前田大輔さんの人柄の良さと努力家な一面が、視聴者に強く印象付けられた瞬間だったと言えますね。
前田大輔がホリプロ所属でTAGRIGHT結成へ新たな挑戦
2025年6月、同じくタイプロに出演していた西山智樹さんの誘いを受け、前田大輔さんはホリプロ所属となることを決意します。
二人は新しいダンスボーカルグループの結成を目指し、「TAG SEARCH(タグサーチ)」プロジェクトを開始しました。
そして2025年11月22日、グループ名が「TAGRIGHT(タグライト)」に決定し、日本テレビ「シューイチ」でドキュメンタリーが放映されることも発表されました。
前田大輔さん自身が「TAG」という言葉を考案したそうで、これは洋服のタグから着想を得た各人の個性を意味しています。
挫折を経験しても諦めず、新たな道を切り開いていく前田大輔さんの姿勢は本当に素晴らしいですね。
仲間と共にグループを一から作り上げていく過程は、きっと多くの困難もあるでしょうが、前田大輔さん、西山智樹さんならきっと乗り越えていけると思います。
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まとめ
前田大輔さんは富山市出身で、タイプロでの経験を経て現在はホリプロ所属のアーティストとして活動の幅を広げています。
新グループ「TAGRIGHT」のメンバー探しにも積極的に取り組み、自分たちの手で道を切り開こうとする姿勢が印象的です。
高校時代は野球に励み、その後は韓国でダンス修行を積むなど、努力を重ねながら夢に向かって進んできた前田大輔さん。
タイプロでは最終メンバーには届かなかったものの、真っ直ぐな姿勢と親しみやすい人柄で多くのファンを惹きつけました。
現在は西山智樹さんと共に、新しい仲間を迎えながらグループを形にしていく挑戦の真っ最中です。
「恩返ししたい」という強い想いを胸に、地元・富山への愛着も大切にしながら活動を続けています。
今冬にはTAGRIGHTとしてのアーティストデビューも予定されており、これからの活躍からはますます目が離せません。
前田大輔さんの挑戦は、きっと多くの人に前向きな力を届けてくれるはずです。
地元・富山の方々はもちろん、全国のファンがその背中をそっと応援していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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