「はい〜‼️」でお馴染みの芸人やす子さんの生い立ちが、実は想像を絶するほど壮絶だったことをご存知でしょうか。
児童養護施設での経験から自衛隊入隊、そして人気芸人への道のりには、多くの困難と感動のエピソードが隠されています。
やす子の生い立ち〜幼少期の両親の離婚から学生時代

やす子さんの生い立ちを語る上で欠かせないのが、幼い頃の複雑な家庭環境です。
1998年9月2日に山口県宇部市で生まれたやす子さんですが、2歳の時に両親が離婚しています。
父親がいなくなってからは、母親と妹の3人家族として育ちました。
2024.6.24
2歳の時に両親が離婚。必ずしも裕福とは言えない暮らしの中、気を張って明るく振舞った学生時代。
出典:日テレ
幼い頃から経済的に厳しい環境で育ったやす子さんの心境を思うと、その後の強さの源がここにあったのかもしれませんね。
2023年6月19日
2歳の時に別れた生物学上の父親がいるんですけど、その父親から22年ぶりに“もしかして安井かのんさんですか?”ってSNSで連絡が来て」とやす子の本名で問い合わせがあった…
出典:スポニチ
幼少期に両親の離婚を経験し、母親と妹との3人で支え合いながら育ったやす子さん。
決して恵まれた環境ではなかったけれど、気丈に明るく振る舞い続けた学生時代の姿には胸を打たれます。
さらに22年の時を経て、生き別れた父親から連絡があったという出来事は、やす子さんにとっても人生を振り返る大きな節目になったのではないでしょうか。
幼い頃からの厳しい環境を乗り越えた強さと、そこに流れる複雑な家族の物語が、今のやす子さんの人間味や温かさを形づくっているように思います。
やす子の生い立ち〜中学時代・児童養護施設での経験

やす子さんの生い立ちの中でも特に注目されているのが、中学時代の児童養護施設での体験です。
環境がさらに悪化した中学生時代、やす子さんは母親に内緒で自ら児童養護施設に入所したという情報があります。
この決断は、当時まだ中学生だったやす子さんにとって、どれほど重いものだったでしょうか。
2023/07/22
やす子 児童養護施設…
出典:女性自身
- 中学時代(14~15歳):交通事故で九死に一生を得る → 人間関係・家庭環境が悪化し、親元を離れて生活
- 高校時代:学費が払えず苦しい状況、孤立して「3年間トイレでご飯・図書室で過ごす」日々
- 高校卒業後:「18歳を過ぎたら誰も助けてくれない」と感じ、自衛隊に入隊(衣食住の安定を求めて)
- 地元の選択肢:就職先は「パチンコ店」か「自衛隊」 → パチンコ店は不採用となり、「助けてほしい」という思いで自衛隊を選択
出典:2023年01月30日めざましmedia記事内容より
やす子さんは食事にも困るような貧困状態を経験し、「これ食べたいな〜」「お腹いっぱい食べたいな〜」と思いながらも我慢する日々を過ごしていたとされています。
同世代の子どもたちが当たり前に享受している環境とは程遠い中で、やす子さんがどのような気持ちで日々を過ごしていたのか、想像するだけで胸が痛くなりますよね。
やす子の生い立ち〜自衛隊入隊から芸人デビューまでの軌跡

やす子さんの生い立ちにおいて大きな転機となったのが、高校卒業後、生活の基盤を求めて自衛隊に入隊しました。
この選択は、彼女にとって生きていくための現実的な判断でした。
自衛隊では厳しい訓練を積み、大型特殊免許や射撃、柔道(黒帯)などの技能を身につけました。
特技:大型特殊免許 / 自衛隊50音 / 自衛隊勧誘 / 自衛隊体操 / 5段階ホフク前進 / 射撃 / 柔道 / 水泳 / ゴミの仕分け / かまいたち山内さん顔マネ
出典:お笑いナタリー
現在も即応予備自衛官として任官中で、この経験が後の芸人活動でも大きな武器となっています。
芸人への転身は、友人からの誘いがきっかけでした。
- 2019年8月:ピン芸人としてデビュー(元自衛官の経歴を活かしたネタで活動)
- 2021年:「おもしろ荘2021新年SP」で注目され、「サンデー・ジャポン」でレポーターデビュー
- 2023年12月~2024年1月:「THE W 2023」決勝進出、「ゴチになります!」レギュラーメンバーに加入
- 2024年8月:「24時間テレビ47」チャリティーマラソンランナーとして完走
出典:お笑いナタリー記事内容より。
2024年6月24日放送「深イイ話」にやす子さん初密着出演
- 芸人になって1年半で大ブレイク、高校生人気芸人ランキング1位
- 自作動画がYouTubeで120万回再生を超える大ヒット
- 漫画も描き、有名漫画雑誌に応募経験あり
- 忙しい中での飲み会では大物芸人との交流エピソードも多数
- 自身の体験を描いたエピソード漫画を「JUNON TV」で連載中
- 「大学進学」や「芸人でいたい」などの夢を持つ
- 特に「子ども食堂を作る」夢が明確
- 35歳までに実現すると決意
- 幼少期:2歳で両親が離婚、裕福でない家庭で育つ
- 学生時代:明るく振る舞いながら生活
- 「お腹いっぱい食べたい」という思いから自衛隊に入隊、学費や生活費のため
- その後芸人として活動
- 目標:「アンパンマンのような存在」になりたい
- 子どもたちに「いっぱい食べさせてあげたい」との思いが強い
- 最終的な夢は「子ども食堂」の実現
出典:2024.6.24 日本テレビ記事内容より
2023年3月2日投稿やす子の生存報告記
各お笑い事務所に履歴書を送付し、最初に返信が来たのが現在所属するソニー・ミュージックアーティスツだったそうです。
自衛隊での経験を活かした「自衛隊あるある」ネタや、トレードマークの「はい〜‼️」で多くの人に愛される芸人へと成長したやす子さんの姿には、本当に感動せずにはいられませんね。
まとめ
幼少期から数々の困難を経験してきたやす子さん。
2歳のときに両親が離婚し、裕福とは言えない環境で母と妹と共に育ちました。学生時代も孤独と苦労が続きましたが、その逆境をバネに「自分で未来を切り開く力」を身につけていきました。
高校卒業後に自衛隊へ入隊し、厳しい訓練を通じて精神力と数々の技能を習得し、大型特殊免許や射撃、柔道、水泳など多彩な資格や特技は、芸人となった現在も武器となっています。
2019年に芸人デビューを果たすと、元自衛官ならではのネタと親しみやすいキャラクターで一気に注目を集めました。
その後「おもしろ荘」「THE W」決勝進出、「ゴチになります!」レギュラー、「24時間テレビ」チャリティーマラソン完走など、次々と大舞台で結果を残し、幅広い世代に愛される存在となっています。
さらに彼女は芸人活動だけでなく、自作動画がYouTubeで120万回再生を超えるなど、発信力と表現力でも才能がすごいですよね。
そして最大の夢は「子ども食堂」を作ることだと語っています。
自身が味わった苦労を糧に、未来の子どもたちに“安心して笑顔で過ごせる居場所”を届けたいという強い願いが彼女を突き動かしています。
やす子さんの歩みは、困難を力に変え、才能を広げ続ける姿そのもので、彼女の笑顔の裏にある強さと優しさが、多くの人の心を惹きつけて止まないのだと感じます。
また、2025年8月30日〜31日放送予定の『24時間テレビ48』では、King & Princeや浜辺美波さんらと並びチャリティーパートナーとして出演が決定しており、さらに注目を集める存在となっています。
やす子さんが2024年のチャリティーマラソンランナーに続きどんなメッセージを届けてくれるのか、沢山の方が注目していると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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